管理職になって驚いたこと2つ
管理職になって驚いたこと。
1つめは「みんなけっこう残業してるんだ!」ということ。
2つめは「みんなけっこう仕事を断ってるんだ!」ということ。
どちらも最近気がついたんですけどね(笑)
私はもともと残業しない(できない)タイプなので、自分が定時で退社したあと、誰がどれくらい残って仕事しているのか知りませんでした。
管理職になって個人の労働時間を把握するようになると、その場にいなくても分かるんですよね。誰がいつ何時まで仕事していたか、全部記録されてますから。
その記録を見たとき、みんなけっこう残業していることに衝撃を受けました。
予期せぬトラブル対応とかはわかります。でも、同じ部署にいて、同じような仕事をしていて、どうして毎月残業ゼロの人と、毎月残業が発生する人がいるのか???
とくに仕事量と残業の発生状況が不自然な方がいたので、本人と面談したときにそれとなく聞いたところ、これまた衝撃的な答えが返ってきました。
なぜ残業をするかを要約すると「頑張ってると思われたいから」
だそうです!!!!
その発想はなかった…(笑)
効率よく仕事することのほうが大切だというを説明させていただきました。でもこの方が悪いわけではなく、昔はあったんです。遅くまで頑張ってて偉いね!っていう風潮。今もあるのかもしれません。
残業する理由や背景は人によって違うというのもなんとなく分かってきたので、これからさらに紐解いてみたいなーと思います。
2つめの仕事を断るというのも、私には発想自体なかったので驚きました。
私の悪いところですが、依頼されると2つ返事で引き受けちゃうんです。断るという発想がそもそも浮かばないためです。
でも自分が仕事を割り振ったり、依頼したりする立場になってみると、けっこうみんな断ってくるんですよ(笑)
たぶん私の依頼の仕方がよくないとかではなくて、みなさんちゃんと依頼された仕事の背景、レベル、所要時間、締切を確認して「今はちょっとムリです」って断るのです。
これには感心しましたし、むしろなぜ自分は今までこういう風にしてこなかったのか!と思いました。
断りきれないメンタルの弱さもありますが、基本的に好奇心旺盛なタイプなので、なんでも首をツッコみたがる傾向があるのかもしれません。
でも、3回に1回くらい「今はちょっとムリです」と言われているうちに、私にも【断る】という選択肢ができてきたような気もします。
依頼する側も、相手が受けるかどうか判断するための情報をちゃんと用意しとこうって思うので、効率がいいですね。
以上、管理職になって驚いたことでした~!